藤本哉汰と鈴木梨央のダブル主演で、子どもの目線から現代社会の貧困問題を描いたドラマ。「火垂るの墓」「爆心 長崎の空」の日向寺太郎が監督を務め、脚本には「百円の恋」「14の夜」の足立紳が参加している。小学5年生の高野ユウトは食堂を営む両親、妹とともに何不自由ないおだやかな毎日を過ごしていた。幼なじみのタカシの家は母子家庭で、タカシの母はわずかなお金を置いたままほとんど家に戻ってくることはなかった。そんなタカシを心配したユウトの両親は食堂に招き、頻繁に夕食をごちそうしていた。ある日、ユウトたちは河原で父親と車上生活をしているミチルとヒカルの姉妹に出会う。彼女たちの境遇を気の毒に思ったユウトは実家の食堂に姉妹を連れて行き、2人にも食事を出してほしいと両親に願い出る。そして数日後、姉妹の父親が姿を消し、ミチルたちは行き場をなくしてしまう。ユウト役を藤本、ミチル役を鈴木が、食堂を営むユウトの両親役を吉岡秀隆、常盤貴子がそれぞれ演じる。
ネット上の声
- たべることはいのち、つながり、ぬくもり
- 現実を受け入れることが再生への第一歩
- こどもの持つ「気づき」と「残酷さ」も
- 大人が子どもを守ってあげないと・・
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督日向寺太郎
- 主演藤本哉汰