1970年代メキシコシティ。激動の時代を生きる家政婦の視点から、ある家族の愛と喪失をモノクロームで描く映像詩。
1970年代、政治的混乱に揺れるメキシコシティのローマ地区。中産階級の家庭に仕える若い家政婦のクレオが物語の主人公。彼女が世話をする4人の子供たちとの深い絆。しかし、一家の主の長期不在や、クレオ自身の予期せぬ妊娠が、穏やかな日常に影を落とす。社会の大きなうねりと、家族が直面する個人的な危機。それらが交錯する中で、クレオが見出す生きる強さとは。監督自身の幼少期の記憶を基にした、静かで力強い人間賛歌。
ネット上の声
- モノクロの映像がとにかく美しくて、監督の原体験を追体験してるような感覚になった。人生の営みそのものを静かに、でも力強く描いた傑作だと思う。
- 評判いいから観たけど、淡々としすぎてて途中で寝ちゃった...。私には合わなかったみたい。
- 大きな事件が起こるわけじゃないのに、なぜか目が離せない。映像の力に圧倒されました。
- 犬のフンのシーンしか覚えてないw
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国メキシコ
- 時間135分
- 監督アルフォンソ・キュアロン
- 主演ヤリッツァ・アパリシオ