東ドイツの秘密警察に協力していた実在のシンガー・ソングライター、ゲアハルト・グンダーマンの生涯を描いたドラマ。昼間は労働者として褐炭採掘場でパワーショベルを運転するゲアハルト・グンダーマンは、仕事が終わるとステージに上がり、自身が作った曲を仲間とともに歌いあげていた。希望や夢、理想に満ちた彼の歌は、多くの人びとに感動を与え、グンダーマンは次第に人気者になっていった。その一方で、彼は当時の秘密警察(シュタージ)に協力するスパイとして友人や仲間を裏切っていた。しかし、1990年の東西ドイツ統一後、同じようにスパイだった友人に裏切られていたことを知ったグンダーマンは、その矛盾を自ら問うこととなる。監督は東ドイツ出身のアンドレアス・ドレーゼン。
ネット上の声
- 【自由と平等の社会を夢見た”東ドイツのボブ・ディラン”の生き様を淡々淡々淡々・・、と描いた作品・・。】
- 意外な収穫、リアルな生活感が再現された美術が良かった。
- ハイコンテクスト。労働者階級の問題だったんだろうか。
- 東ドイツで気高く反骨の歌声を響かせたミュージシャンが、実はシュタージ(秘密警察)
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国ドイツ
- 時間128分
- 監督アンドレアス・ドレーゼン
- 主演アレクサンダー・シェーア