雌雄同体のカタツムリのように男でも女でもない心を持てあましながら絡みあう4人の男女を描いたドラマ。故・相米慎二監督が遺した映画タイトル案から着想し、書き上げた荒井美早のオリジナル脚本を、「なにもこわいことはない」「いたいふたり」の齋藤久志監督のメガホンで映画化。岡崎夢鹿は消えることのない虚無感を埋めるため、男となら誰とでも寝る。しかし、一度寝た男とは二度と寝なることはない。夢鹿の美大時代からの友人である高野十百子は極度の潔癖症で性を拒絶し、夢鹿にしか触れることができない。そして、2人の友人である吉田貴也は夢鹿への思いを捨てきれずにいた。学生時代から仲のよかった3人だったが、そのバランスは長い年月を経て少しずつ崩れていった。夢鹿に紹介され、ピンク映画館でアルバイトを始めた十百子は行動療法のような毎日に鬱屈していく。映画館に出入りする大友鏡一は満たされない思いを抱える十百子への思いを募らせていく。
ネット上の声
- 20代の日常に疲れた女性たちに観てほしい!
- 女性のための映画
- 最低最悪の作品
- 結構良かったんだけど中盤ふたりが初めてキスするシーンの「世界に2人だけみたい」と
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督斎藤久志
- 主演縄田かのん