第1次世界大戦下のフランスを舞台に、若き人妻と高校生の許されざる恋を描いた恋愛ドラマ。作家レイモン・ラディゲの同名小説を原作に、文芸作品を得意とするクロード・オータン=ララ監督が叙情あふれるタッチで映画化した。
1917年。男子高校生フランソワは、学校に隣接する臨時の陸軍病院にやって来た見習い看護師マルトと出会う。マルトには出征中の婚約者がいたが、フランソワの大人びた言動と無邪気な情熱に次第にひかれ、2人は愛し合うように。やがてマルトの婚約者の帰還が決まるとフランソワは彼女のもとを離れ、マルトは婚約者と結婚するが……。
当時まだ新進俳優だったジェラール・フィリップが24歳にして10代の揺れ動く感情を繊細に演じ、世界的に人気を集めるきっかけとなった。「偽れる装い」のミシュリーヌ・プレールがヒロインのマルトを演じ、「ぼくの伯父さん」などのジャック・タチも出演。
ネット上の声
- 「夭折の天才」と呼ばれる人には、その「夭折」いう言葉が呼び覚ますイメージにどうし
- ダレ気味な展開が惜しい…
- 祝福されない恋の顛末
- 雰囲気は出てたと思う
ヒューマンドラマ
- 製作年1947年
- 製作国フランス
- 時間116分
- 監督クロード・オータン=ララ
- 主演ジェラール・フィリップ