娘を取り戻したい。ただそれだけを願う統合失調症の男。彼の見る世界は、現実か、それとも幻覚か。
精神病院を退院したばかりの青年ピーター。彼の唯一の願いは、養子に出された一人娘ニコールを取り戻すこと。オンボロ車で娘の行方を追いながら、彼は絶えず頭の中に響く奇妙な音や幻覚に苦しめられる。彼の行く先々で起こる少女失踪事件。警察はピーターを容疑者として追い、彼は現実と妄想の境界線を彷徨う。純粋な父性愛が、狂気へと変貌していく様を描く、観る者の心をかき乱す衝撃のスリラー。
ネット上の声
- 狂気の演出
- すげえ怖い映画
- 【”僕は、クリーンだ。と死に際に男は言った。”全編に漂う尋常でない不穏感が印象的な哀しき作品。観る側に与える心理的インパクトは非情に大きい映画である。】
- 統合失調症の代表的な症状である、幻聴、幻覚、妄想をリアルに描いた作品。
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1993年
- 製作国アメリカ
- 時間80分
- 監督ロッジ・ケリガン
- 主演ピーター・グリーン