幻覚や幻聴に悩まされながらも娘を探し続ける統合失調症の男を、徹底的に抑制されたトーンで描いたサスペンスドラマ。ピーターは自分の頭に受信機、指に送信機が埋め込まれていると信じており、頭の中に流れ込んでくるノイズに常に苦しめられている。施設を出た彼は、里子に出された娘を捜すため故郷の町へ帰るが、幼児連続殺人事件を追う刑事から容疑者として目をつけられてしまう。主演は「ユージュアル・サスペクツ」「テスラ エジソンが恐れた天才」のピーター・グリーン。撮影監督としてフレデリック・ワイズマンに師事し、ミュージックビデオなどを手掛けてきたロッジ・ケリガンの長編監督デビュー作。1993年に製作され、日本では96年に劇場公開。2021年8月、25年ぶりにリバイバル公開。
ネット上の声
- 狂気の演出
- すげえ怖い映画
- 【”僕は、クリーンだ。と死に際に男は言った。”全編に漂う尋常でない不穏感が印象的な哀しき作品。観る側に与える心理的インパクトは非情に大きい映画である。】
- 統合失調症の代表的な症状である、幻聴、幻覚、妄想をリアルに描いた作品。
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1993年
- 製作国アメリカ
- 時間80分
- 監督ロッジ・ケリガン
- 主演ピーター・グリーン