「冬の街」(2003)でカンヌ国際映画祭グランプリ、「スリー・モンキーズ」(08)で監督賞を受賞しているトルコの名匠ヌリ・ビルゲ・ジェイランが、広大な草原地帯で殺人事件の遺体を捜索する男たちが織り成す人間模様を重厚なタッチで描き、第64回カンヌ国際映画祭で自身2度目となるグランプリを受賞したドラマ。殺害されて草原に遺棄された遺体を探し出すため、容疑者を連れて草原にやって来た警察官、検察官、検死医、発掘作業員ら一行。男たちは日常の話題や自殺や死について様々な会話を交わしながら捜索を続けるが、容疑者の供述が曖昧なため、遺体はなかなか見つからない。広大な草原をさまよう男たちは、次第に苛立ちを募らせていく。
ネット上の声
- 一度見ただけでは理解不能、で、二度目は?
- とても独特な作風、不思議な感動に浸れる
- トルコ映画のミステリアスな人間模様
- 美しく静かに紡がれる157分の物語
サスペンス
- 製作年2011年
- 製作国トルコ,ボスニア・ヘルツェゴビナ
- 時間157分
- 監督ヌリ・ビルゲ・ジェイラン
- 主演ムハンメト・ウズネル