500年前の歴史映画を撮る撮影隊が、現代ボリビアで起きた「水戦争」に直面する。虚構と現実が交錯する社会派ドラマ。
2000年のボリビア。映画監督セバスティアンとプロデューサーのコスタは、コロンブスの新大陸発見の裏にあった先住民搾取の歴史を映画化していた。しかし、撮影地では水道民営化を巡る「水戦争」が勃発。映画で先住民のリーダーを演じる地元俳優ダニエルが、現実でもデモの指導者として立ち上がる。500年前の搾取と、今目の前で起きている闘争。虚構と現実が交錯する中、クルーは倫理的なジレンマに直面。映画作りか、人々の尊厳か。彼らが下す決断。
ネット上の声
- 映画撮影と水紛争の緊張感
- 今と昔と、目的は違えど起きてることは変わらなくて、そこで渦巻く人々も同じだな〜と
- ボリビアでの、新大陸発見と植民地化の歴史を描く映画の撮影に、現地で実際に起こった
- 現代の多国籍企業が南米の水利権を覇権する現状と、過去のスペインが南米の植民地化を
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国スペイン,フランス,メキシコ
- 時間99分
- 監督イシアル・ボジャイン
- 主演ルイス・トサル