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関東大震災後の東京。国家権力に牙をむいた、実在の無政府主義者と朝鮮人青年。歴史に刻まれた衝撃の裁判。
1923年、関東大震災後の混乱が続く東京。朝鮮人アナキストの朴烈(パク・ヨル)と、彼の思想に惹かれた日本人女性・金子文子。震災の混乱に乗じた朝鮮人虐殺から世間の目をそらすため、日本政府は二人を大逆罪で検挙。しかし彼らは、これを帝国主義の不正を世界に知らしめる好機と捉え、法廷を闘争の場へと変える。死をも恐れぬ二人の愛と信念が、国家という巨大な権力に立ち向かう、衝撃の実話。
ネット上の声
- 本当なのか?そう疑いたくなる真実。 偏った教育の学生時代から多少の...
- 天皇とは権力を付与するために 作り出されたシステムにすぎない 概ね...
- 金子文子役の女性は日本人だと思ってたのに・・・日本語上手い!
- 不公正を強いてくる社会でいかにフェアな関係を取り結べるか
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国韓国
- 時間129分
- 監督イ・ジュンイク
- 主演イ・ジェフン
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「舟を編む」の石井裕也監督が、韓国人スタッフ&キャストとともにオール韓国ロケで撮りあげた作品。ひとり息子の学を持つ青木剛は妻を病気で亡くし、疎遠になっていた兄が暮らすソウルへ渡る。兄からは「韓国で仕事がある」と言われていたのだが、剛の期待とは違い、兄はその日暮らしの貧しい生活を送っていた。剛はほとんど韓国語も話せないまま、怪しい化粧品の輸入販売を手伝い始める。一方、ソウルでタレント活動をするチェ・ソルは、市場のステージで誰も聴いていない歌を歌う仕事しかなく、所属事務所の社長と関係を持ちながら、仕事や家族との関係について心を悩ませていた。主人公・剛を池松壮亮、兄をオダギリジョーが演じる。そのほか、ソル役に「金子文子と朴烈」のチェ・ヒソなど、キャストやスタッフの多くは韓国人が務めている。
ネット上の声
- 全ての映画ファンに「サランヘヨ(愛してる)」と伝える愛情深い作品
- タイムリーな問題に挑むアジア映画界のトップランナー
- 天使のイメージを、ななめ上からひっくり返す
- 『メクチュ ジュセヨ🍺とサランヘヨ❤』
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間128分
- 監督石井裕也
- 主演池松壮亮
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競争社会の中で自分を見失っていた女性が“ランニング”と出合い、人生の新たなる一歩を踏み出していく。注目の新人女性監督ハン・ガラムの繊細でヴィヴィッドな演出が高い評価を受けた韓国インディーズの話題作。『金子文子と朴烈』のチェ・ヒソが、走ることで輝きはじめるヒロインを全身で熱演。主人公が憧れる女性を好演したアン・ジヘも本作で注目され、アクション映画『スレイト』に主演した。大学卒業後、公務員試験に落ち続けていた31歳のチャヨンは、受験をやめる決心をする。恋人は去り、母親が落胆しても彼女の意思は固い。そんなとき、彼女は夜の街を颯爽と走る美しい女性ランナー、ヒョンジュの姿を目にする。チャヨンはその姿に憧れてランニングを始め、やがてヒョンジュと一緒に走るようになる。彼女は走ることで自らの肉体の変化と精神的な開放を感じていくが…。
ネット上の声
- 社会は画一的で不寛容だというわかりきったことを見せられて、いつものようにうんざり
- つらかった…多分自分はこうである、けれどラストのように私自身だけで色々得られるこ
- 自分は簡単な筋トレしかしていないけれどそれでも運動は非常にメンタルに良いなと思う
- 自分の身体を、人生を、自分の意思のままに動かすことは「ちゃんと生きる」うえでは難
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国韓国
- 時間95分
- 監督ハン・ガラム
- 主演チェ・ヒソ