アカデミー外国語映画賞ノミネート作の「デイズ・オブ・グローリー」で知られるラシッド・ブシャール監督が、2005年の同時多発テロ発生後のロンドンで子どもの消息を追う2人の人物を描いた人間ドラマ。テロ発生以来、ロンドンで暮らす大学生の娘と連絡がとれなくなったクリスチャンの女性エリザベスは、娘を探すためロンドンを訪れる。一方、疎遠だった息子が消息不明になっていることを知ったムスリムの男性オスマンもまた、ロンドンで息子の行方を追いはじめる。オスマン役のソティギ・クヤテが09年・第59回ベルリン国際映画祭で男優賞を受賞、その後2010年に逝去し、本作が遺作となった。「秘密と嘘」のブレンダ・ブレシンがエリザベス役を演じる。世界三大映画祭の受賞作で、日本ではまだ劇場未公開だった作品を一挙上映する「三大映画祭週間2014」で公開。
ネット上の声
- レビュー数が6件なんてなんとも勿体ない
- 2005年のロンドンテロ事件
- 物語が持つ力。
- 《三大映画祭週間》同時多発テロから連絡を絶った娘の身を案じた母がロンドンで娘探し
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国イギリス,フランス,アルジェリア
- 時間88分
- 監督ラシッド・ブシャール
- 主演ブレンダ・ブレシン