搾取的な社長が失踪!労働者たちが設立した協同組合の夢と、正義の名の下に犯された一つの殺人。
パリの小さな出版社。悪徳社長バタラに搾取される従業員たち。ある日、バタラが事故死したとの報せが届く。残された従業員たちは、作家志望のランジュ氏を中心に協同組合を設立し、事業を大成功させる。自由と連帯の喜びに満ちた日々。しかし、死んだはずのバタラが突然帰還し、組合の富を奪おうとする。仲間たちの夢と生活を守るため、温厚なランジュが下した、あまりにも思いがけない決断。これは犯罪か、それとも正義の鉄槌か。
ネット上の声
- ルノワールのノワール・・・スタイリッシュな映像とユーモアが共存する快作でした
- いままで観た映画の中で最も笑いどころとされるところが怖い映画、ルノワールはおかし
- 出版社にお勤めの夢想家、ランジュ氏が犯した犯罪を、同伴の恋人が回想形式で語る犯罪
- 冒頭のドライブシーン、カフェの地元民、カウンター、のショットにサッシャ・ギトリ味
サスペンス
- 製作年1936年
- 製作国フランス
- 時間76分
- 監督ジャン・ルノワール
- 主演ルネ・ルフェーブル