うだつの上がらない落語家と、彼を献身的に支える恋人の愛と葛藤を描いた群像劇。ろくに稼ぎもなく、落語と向き合えずに酒や女に逃げる自堕落な日々を送る落語家・三語郎。ささやかな幸せを願う恋人の真海との気持ちはすれ違うばかりで、2人はわだかまりを抱えたまま、結婚に踏み切れずにいた。師匠の点雲も三語郎にしっかりしてほしい一心で叱咤するが、そんな師匠の言葉からも逃げた三語郎は弟分である小万亀の彼女に手を出す始末。自身が引き起こした失態の数々に苛立つ三語郎は、真海に取り返しのつかない言葉を吐き、ショックを受けた真海は三語郎の前から姿を消す。真海を失った三語郎はようやく、彼女のかけがえのなさに気付き、彼女の故郷へと向かう。三語郎役を「北区つかこうへい劇団」などで活躍した友部康志、真海役を村上真希、師匠の仙栄亭点雲役を入船亭扇遊がそれぞれ演じる。監督は写真家などで活躍する壱岐紀仁。
ネット上の声
- 主人公がとにかくクソ過ぎて、ほかの登場人物の誰にもまったく感情移入できなくて、高
- ストーリーは、素人が落語家の世界を描こうとしたらこうなるやろなというステレオタイ
- ダメダメな主人公に徐々に感情移入してしまい、ラストは胸が締め付けられました
- 当分、この映画の事について考えてしまうんだろうなぁ
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督壱岐紀仁
- 主演友部康志