26年間、動けず話せず「植物」と呼ばれた男。その瞳が見つめていた、ユーモアと希望に満ちた世界の物語。
1980年代のポーランド。脳性麻痺で生まれ、動くことも話すこともできないマテウシュ。医師からは知的能力もないと診断され、26年間「植物状態」として扱われてきた。しかし、彼の閉ざされた身体の中では、豊かな知性とユーモアが息づいていた。家族の愛、初恋、そして別れ。彼はその瞳で世界を観察し、すべてを記憶していた。自分の存在を伝えたいという切なる願い。ある日、彼の瞳の奥の輝きに気づく人物との出会いが、絶望的な状況に光を灯す。これは、沈黙の世界から発せられる、力強い生命の賛歌。
ネット上の声
- 何だHDMIケーブルでつなげれば出力できたのか
- 人間とは何か、人間の尊厳とは何か
- 2015年の初映画に選んで良かった。
- キャラクターや演出が素敵
難病、 車イス、 実話、 ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国ポーランド
- 時間107分
- 監督マチェイ・ピェプシツァ
- 主演ダヴィッド・オグロドニック