伝統と革新の狭間で揺れる若き箏曲家の葛藤と再起。美しい音色が紡ぐ、魂の再生の物語。
現代の日本。厳格な家元である祖母のもと、箏曲の道を歩む若き演奏家、碧(あおい)。由緒ある流派の跡取りとして将来を期待されていたが、あるコンクールでの挫折をきっかけに箏から離れてしまう。心を閉ざし、無気力な日々を送る中、彼女は偶然出会った人々との交流を通じて、自らの音を見つめ直すことに。伝統芸能の世界で生きる者の苦悩と、新しい表現への渇望。彼女は再び箏を手に取り、自分だけの音色を奏でることができるのか。
ネット上の声
- 箏の音色がとにかく美しくて、全編通して涙が止まりませんでした。主演の方の演奏シーンは圧巻。音楽好きなら絶対に観るべき一本です。
- 静かで美しい映画。ストーリーは少し淡々としているが、役者の演技が素晴らしかった。
- 映像と音楽の調和が最高。静かな感動が心に沁みました。
- 雰囲気は良かったけど、ストーリー展開が単調で少し眠くなってしまったのが残念。音楽は綺麗でした。
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間60分
- 監督天野裕充
- 主演勝村美香