母を捜すため、兄弟二人だけの旅が始まる。頼れるのはお互いだけ。幼い二人が歩む、過酷で切ない希望への道のり。
現代ドイツの片田舎。10歳のジャックと6歳のマヌエルは、若い母親と三人で暮らす兄弟。ある日、母親が姿を消し、兄弟は施設に預けられる。しかし、ジャックは弟を守り、母に会うため施設を脱走。母がいると信じる街を目指し、兄弟二人だけのあてのない旅が始まる。所持金もほとんどなく、大人たちの無関心や危険に晒されながらも、ジャックは必死に弟の手を引く。飢えと寒さ、そして孤独。過酷な現実が幼い彼らに突き刺さる。果たして二人は、探し求める母親のもとへたどり着けるのか。
ネット上の声
- 久々に映画らしい映画を観た気がした。
- これは観ていてずっと胸が苦しかった
- 男児の潔い決断が際立つ社会派映画
- 自分の映画にさせた主役の子の力
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国ドイツ
- 時間103分
- 監督エドワード・ベルガー
- 主演イヴォ・ピッツカー