ビム・ベンダースと長年の友人ペーター・ハントケの「ベルリン・天使の詩」以来5作目となるコラボレーション作品。ハントケの原作戯曲をベンダース初となる全編フランス語による会話劇として映画化。パリのシルエットが見える小高い丘の一軒家。涼しい風が木々を揺らすある夏の午後に、テラスでテーブルをはさんで語らう男と女。性的体験、子ども時代、夏の本質、そして男と女の違いなど……2人の対話は、時には激しい決闘のような言葉の応酬にも突入しながら、ふと訪れる長い静寂の時間を挟み、さまざまなテーマを縦断する。そして庭に向かって大きく開け放たれた扉の奥にある書斎には、タイプライターを前にした作家がひとり、庭を見つめながら座っていた。「ヒポクラテス」レダ・カテブと「愛のめぐりあい」ソフィー・セミンが語らう男女を、映画オリジナルのキャストである作家役をイェンス・ハルツが演じ、ミュージシャンのニック・ケイブがゲスト出演する。
ネット上の声
- 抽象と暗喩の会話、秀逸だけど退屈
- 哲学的な会話が続く、、続く
- 騙された!
- 正直最近では興味を失っていたヴェンダースですが、久しぶりのペーター・ハントケ絡み
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国フランス,ドイツ,ポルトガル
- 時間97分
- 監督ヴィム・ヴェンダース
- 主演レダ・カテブ