2015年・第65回ベルリン国際映画祭で監督賞となる銀熊賞を受賞したポーランド映画で、ポーランドのアカデミー賞であるイーグル賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞を受賞した、父と娘の再生を描いた人間ドラマ。病気で母を亡くした娘と検察官の父。心身を病んだ娘は摂食障害となり、日に日にやせていく。喪失感を拭えない父は、検察官として立つ事故現場で人の死に何も感じなくなっていた。埋められない溝ができてしまった父と娘は、お互いを傷つけあった。そんな娘の体を見かねた父は娘をセラピストのもとへと通わせてリハビリをさせるが、そのセラピストによる療法は普通では考えられないものだった。監督はポーランド人女性監督マウゴシュカ・シュモフスカ。ポーランド映画祭2016や15年・第28回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門で上映されている。
ネット上の声
- 欧州らしい変則コメディ、バランスが楽しい
- 霊っているのかいないのか、ま、どっちでも
- ちょっと信じてみる、霊力でも何でも。
- ヨーロッパではオカルト流行?
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国ポーランド
- 時間90分
- 監督マウゴシュカ・シュモフスカ
- 主演ヤヌシュ・ガイオス