「わたしはロランス」「トム・アット・ザ・ファーム」などで世界の映画界から熱視線を浴びるカナダの俊英グザビエ・ドランの監督第5作。2014年・第64回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、大御所ジャン=リュック・ゴダールの「さらば、愛の言葉よ」と並んで審査員特別賞を受賞した。15歳の息子スティーヴを育てる、気の強いシングルマザーのダイアン。スティーブはADHD(多動性障害)のため情緒も不安定で、普段は知的で純朴だが、一度スイッチが入ると攻撃的な性格になってしまう。そんな息子との生活に右往左往していたダイアンだが、隣家に住む引きこもりがちな女性教師カイラと親しくなったことから、少しずつ日々に変化が訪れる。精神的ストレスから吃音に苦しみ休職中だったカイラも、スティーブの家庭教師を買って出ることで快方に向かっていくが……。
ネット上の声
- "俊英”グザヴィエ・ドランは本物だった。
- 映画作りを一から勉強してください(笑)
- ドランの「愛」は、むつかしい…
- 僕を愛して! 広い世界で!
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国カナダ
- 時間139分
- 監督グザヴィエ・ドラン
- 主演アンヌ・ドルヴァル