激動の20世紀ポーランド史を、常に時代の波に乗り遅れる一人の男の視点で描く、皮肉とユーモアに満ちた悲喜劇。
1930年代から50年代のポーランド。主人公のヤン・ピシュチクは、常に時代の流れを読み間違え、行く先々で不運に見舞われる男。愛国心に燃えて軍隊に入ればスパイと間違われ、戦時下ではレジスタンスに加わろうとして失敗。戦後は共産党員になろうとするも、ことごとく裏目に出る彼の人生。激動の歴史に翻弄されながらも、必死に社会に順応しようとする小市民の姿を、アンジェイ・ムンク監督がブラックユーモアたっぷりに描いた傑作風刺劇。
ネット上の声
- 誠実なのか不誠実なのかわからない少しアホな主人公に、自身の性格・行動(と時代性)
- たぶんジャニスでレンタルして観たが記憶なし
コメディ
- 製作年1960年
- 製作国ポーランド
- 時間92分
- 監督アンジェイ・ムンク
- 主演ボグミウ・コビェラ