妻に先立たれ老人ホームに入居した、かつての伝説的マラソン選手。退屈な日々に終止符を打つため、ベルリンマラソンへの挑戦を決意。
1956年メルボルン五輪、マラソンの金メダリスト、パウル・アヴァーホフ。輝かしい栄光も過去のものとなり、妻に先立たれた今は、娘の勧めで老人ホームでの味気ない日々。編み物や合唱といった単調な毎日に嫌気がさしたパウルは、人生最後の輝きを取り戻すため、無謀とも思える決断。それは、ベルリンマラソンへの出場。家族やホームの職員、他の入居者からは冷ややかな視線。しかし、彼はかつてのトレーニングウェアに身を包み、黙々と練習を開始。彼のひたむきな姿は、次第に周囲の人々の心を動かし始める。老いた英雄の、人生をかけた最後の挑戦。
ネット上の声
- 人生100年時代を生きるヒントが詰まった作品だった
- 走れなくなった時が死ぬ時だー「七人の侍」
- 高齢者人口比率・世界1位日本、2位ドイツ
- 何故このご老人だけがチャレンジしたのか?
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国ドイツ
- 時間115分
- 監督キリアン・リートホーフ
- 主演ディーター・ハラーフォルデン