オスカー俳優デンゼル・ワシントンの3作目となる長編映画監督作。アメリカの劇作家オーガスト・ウィルソンによる、ピューリッツァー賞などを受賞した名作戯曲「フェンス」を、10年にリバイバル上演された舞台版で主演し、トニー賞主演男優賞を受賞したワシントンが、自らのメガホンで映画化。ワシントンは監督のほか製作、主演も兼ね、舞台版でもワシントンと共演したビオラ・デイビスが妻役を務めている。1950年代の米ピッツバーグを舞台に、元プロ野球選手でいまはゴミ収集員として働くトロイと妻ローズ、そしてその息子たちと、アメリカに生きる黒人家族の人生や関係を描く。第89回アカデミー賞で作品賞をはじめ4部門でノミネートされ、ビオラ・デイビスが助演女優賞を受賞した。
ネット上の声
- 舞台臭さは気になるが、普遍的な家族の葛藤の物語は容赦なく心を揺さぶる。
- 庭に生えた大きな木が今作の全てを語る
- でも、愛からじゃない……親切から……
- 評価のポイントは人種差別じゃないよ
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国アメリカ
- 時間139分
- 監督デンゼル・ワシントン
- 主演デンゼル・ワシントン