余命わずかな父との、ぎこちない最後の時間。長年の確執を抱えた息子が、家族の愛と葛藤の真実に向き合う感動の物語。
ニューヨークで暮らす大学教授ジーンのもとに、母から父が末期ガンであるとの知らせが届く。幼い頃から厳格で支配的だった父との間には、深い溝が刻まれていた。気が進まぬまま実家に戻ったジーンを待っていたのは、衰弱しながらも相変わらず気難しい父の姿。ぎこちない会話、蘇る辛い記憶。しかし、残された時間の中で、二人はこれまで決して語ることのなかった互いの想いを少しずつ見出していく。憎しみと愛情が交錯する中で、息子が最後に見た父の本当の肖像とは。
ネット上の声
- 親父を憎みながら落ち込んで不安になって、恋人はいるけど、気軽に愚痴を話せるセック
- 粗暴な父を乗り越え、兄妹、そして自分の家庭までもを作り上げ、自信満々に迎えた老後
- 日本でも未公開のままだったより知られざるジーン・ハックマンの主演作で舞台劇の映画
- あくまで息子を子供扱いして、支配しようとするオヤジ
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国アメリカ
- 時間93分
- 監督ギルバート・ケイツ
- 主演メルヴィン・ダグラス