50代の哲学教師に訪れた突然の人生の転機。夫との別れ、母の死。全てを失い手にした自由と、未来への問いかけ。
パリで哲学を教えるナタリー。充実した仕事と家庭、二人の子供にも恵まれ、満ち足りた日々を送っていた。しかしある日、長年連れ添った夫から突然の別れを告げられる。さらに、介護していた母の死も重なり、彼女の日常は音を立てて崩れ落ちる。予期せず訪れた、完全なる自由と孤独。これまで信じてきた幸せの形が揺らぐ中、彼女はかつての教え子との再会を機に、自らの人生と向き合い始める。知性と思索の先に、彼女が見出す未来の姿とは。
ネット上の声
- ミア・ハンセン=ラヴが哲学者だった実母をモデルに撮った映画、
- あるがまま、しかし、ありたい姿を心に描き
- 変わらないはずの知識と、変わりゆく現実
- ユベールのために撮られた作品そのもの
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国フランス,ドイツ
- 時間102分
- 監督ミア・ハンセン=ラヴ
- 主演イザベル・ユペール