孤独な警官、裕福な人妻、そして盗まれた大金。欲望が渦巻く街で、人間の心の闇を描くフィルム・ノワール。
戦後のアメリカ。富裕層への憎悪を募らせる警察官ウェッブは、深夜ラジオのDJの若く美しい妻スーザンに執着。ある夜、不審者通報をきっかけに彼女の家を訪れた彼は、自らの歪んだ欲望を暴走させる。一つの過ちが、殺人、裏切り、そして逃亡劇へと転落していく連鎖の始まり。後戻りのできない犯罪の世界への堕落。許されざる愛の果てに待つ、破滅的な結末。
ネット上の声
- 画面はおもしろかったけど、顔の見えない群衆の話になればなるほど説教臭さはぬぐえな
- 小さい田舎町における人種軋轢というテーマはたいへん立派で真面目なのだが、連れ込ま
- アメリカの小さな街で起きる白人とメキシコ移民との衝突とそこに巻き込まれる新聞記者
- 事実が歪曲して伝わってしまい抗う余地無しってだけでもおぞましいのだけど、『激怒』
サスペンス
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間83分
- 監督ジョセフ・ロージー
- 主演ゲイル・ラッセル