日映演、映画人同盟協力作品で、原作は本庄事件のルポルタージュ「ペン偽らず」(同事件に活躍した朝日記者団の筆になる)である。製作はこの映画のために設けられた製作委員会が当り、脚本は「こんな女に誰がした」の八木保太郎と「わが愛は山の彼方に」いらいの山形雄策の共同で、演出には「戦争と平和」(龜井文夫と共同)「こんな女に誰がした」の山本薩夫があたる。カメラは「風の子」の植松永吉の担当。なお、その他のスタッフや俳優は、改めて解説するまでもなく東宝、松竹、大映等日映演さん下の各撮影所のメンバーをはじめ劇団関係の俳優まで網らしており、既成会社のワクをはずした規模の大きさは画期的である。
ネット上の声
- 画面はおもしろかったけど、顔の見えない群衆の話になればなるほど説教臭さはぬぐえな
- 小さい田舎町における人種軋轢というテーマはたいへん立派で真面目なのだが、連れ込ま
- アメリカの小さな街で起きる白人とメキシコ移民との衝突とそこに巻き込まれる新聞記者
- 事実が歪曲して伝わってしまい抗う余地無しってだけでもおぞましいのだけど、『激怒』
サスペンス
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間83分
- 監督ジョセフ・ロージー
- 主演ゲイル・ラッセル