地球によく似た未開の惑星。ルネサンス前夜の混沌に介入を禁じられた地球人科学者の、狂気と絶望の記録。
地球から800年後の未来。地球人科学者ドン・ルマータは、文明が中世レベルで停滞する惑星に派遣された。彼の任務は、歴史に介入せず、ただ観察すること。しかし、その惑星は暴力と狂気が支配する泥沼の世界だった。知識人たちは虐殺され、文化は踏みにじられる。神のごとき力を持つルマータは、非人道的な光景を前に、傍観者であることの無力感と精神的限界に苛まれていく。圧倒的な映像美で描かれる、人間の尊厳を問うSF叙事詩。
ネット上の声
- 問答無用の傑作。とにかくすごかった。
- とにかく汚くて長い…。話もよく分からず、3時間はキツかった。
- 泥と臓物と粘液にまみれた世界。不快なのに目が離せない圧倒的な映像体験だった。こんなSFは他にない。観終わった後の疲労感がすごいw
- すごい映画なのは分かるけど、正直ついていけなかった。予習が必要かも。
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国ロシア
- 時間177分
- 監督アレクセイ・ゲルマン
- 主演レオニド・ヤルモルニク