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平凡であることを嫌う変わり者の青年と、彼が密かに思いを寄せる女性との10年間をつづった青春映画。
自分勝手で少し変わり者の“ボク”は、高校で同じ器械体操部に所属していた平凡そのものの女の子・まなみのことがずっと好きだった。高校時代、大学時代、現在までの10年間で多くの出会いと別れを経験しても、まなみに対するボクの思いは変わらず、その理由もわからない。やがて、まなみが結婚することになり……。
「うみべの女の子」の青木柚がボク、「アルプススタンドのはしの方」の中村守里がまなみを演じ、「サマーフィルムにのって」の伊藤万理華、「死刑にいたる病」の宮崎優が共演。「満月の夜には思い出して」の川北ゆめき監督がメガホンをとり、川北監督の実体験をもとに「苦役列車」のいまおかしんじが脚本を手がけた。シンガーソングライターの大槻美奈が音楽を担当。
ネット上の声
- 想う時だけじゃない、余白全てで敬称100%なんだ
- 自己中で身勝手な男
- ちょうどいい時間だし青木柚も出てるし観に行くかー程度だったんだけどめちゃめちゃ面
- いつまでも青春を過去に出来ないし、あの輝きを忘れられないのは、すごくすごく知って
青春
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間101分
- 監督川北ゆめき
- 主演青木柚
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「変化」を共通テーマに据え、都会に疲れた女性と孤独な青年が夢の中で自分を取り戻していく姿をつづった中編「飛べない天使」と、自分の弱さや迷いとの対峙を描いた短編「prologue」の2編で構成された青春ファンタジー。
ゴミ処理場跡地に集まったエン、マル、マドカ。彼らはここに来る前、エンを中心に“革命”を実行していた(「prologue」)。とある地方で暮らす優佳は、会社の飲み会からの帰り道、商店街を走る男を目撃する。男は手に持った枕から羽根を撒き散らし、天使のように去っていった。その夜、再び男に遭遇した優佳は、その男・聡太郎からある場所に連れていって欲しいと頼まれる(「飛べない天使」)。
「飛べない天使」では「あの娘は知らない」の福地桃子が優佳役、「まなみ100%」の青木柚が聡太郎役でそれぞれ主演を務め、「prologue」には「僕たちは変わらない朝を迎える」の高橋雄祐、「アルプススタンドのはしの方」の平井亜門、「最低。」の山田愛奈が出演。初監督作「dear TOKYO」で高く評価された堀井綾香が劇場公開監督デビューを果たし、ロックバンド「DYGL」が主題歌と挿入歌を担当。
ネット上の声
- 革命を起こす前の心象?みたいな抽象的なものを表現した映画観るのは初めてだったから
- トークショーにて福地桃子さんの仰ってた暖かさが、体の芯まで、ひしひしと感じれまし
- ここじゃないどこかに行きたい、今の自分(の生き方?)を変えたいって思うのは、今の
- 福地桃子、青木柚という組み合わせだけで見たかった「飛べない天使」
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間60分
- 監督堀井綾香
- 主演福地桃子
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2人組バンド「Bialystocks」で音楽活動も行う映画作家・甫木元空が、2016年の劇場デビュー作「はるねこ」に続いて撮りあげた長編第2作。
高知県・四万十川の流れる地に暮らす一家の物語を、若くして両親を亡くし祖父と暮らす甫木元監督自身の体験を投影しながら描き出す。四万十川のほとりで、年老いた祖父と、この地で余命を過ごすことを決意した母と暮らす青年ノロ。彼は迫り来る母の死を受け入れることができず、死者のように徘徊する。そんなノロを見守るように寄り添うおんちゃん。息子を思う母と母を思う息子は、互いの距離を測り直していく。
「うみべの女の子」の青木柚が主演を務め、「三年身籠る」など監督としても活動する女優の唯野未歩子、シンガーソングライターの前野健太が共演。
ネット上の声
- 意図を拾うのが難しい、高知のロケーションは魅力的
- 伝えたいわけではなく伝わってほしいわけでもなく
- 甘いしゆるい。
- ノロは何かのきっかけで(たぶんなにかしら自然の要因によって)もうすでに亡くなって
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間59分
- 監督甫木元空
- 主演青木柚
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映像と音楽がコラボレーションした作品を送り出す若手作家の登竜門「MOOSIC LAB 2018」長編部門で準グランプリと男優賞を受賞した青春映画。これが初監督作となる阿部はりかが、孤独を共有しあう少年少女の姿を描いた。何事に対しても無気力な中学3年生のコウは、同じ中学の教師である父親が生徒たちからいじめられていても無関心な態度でながめ、恋人のトモコとの間にもどことなく距離がある。別の中学に通うユウカは、学校が終わると街で会った見ず知らずの男たちとの刹那的な時間を送っている。ユウカの同級生サキは、両親の狭間でやりきれない悲しみを抱えている。そんな3人の中学生がインターネットで公開されたある音楽に導かれるように出会うこととなるが……。「アイスと雨音」の青木柚、「明日にかける橋」の越後はる香、「クレイジーアイランド」の中尾有伽が3人の中学生を演じる。
ネット上の声
- 自分の親を思い出す映画でした。
- アンビエント少年
- 行くと毎回違う感情になったり、違う景色に見えたり、そういう場所があるって人生の強
- この監督はたぶんですけど、花火のシーンを撮りたいためにこの映画を撮ったんでしょう
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間57分
- 監督阿部はりか
- 主演中尾有伽
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「ソラニン」「おやすみプンプン」の浅野いにおによる漫画を「イソップの思うツボ」の石川瑠華、「アイスと雨音」の青木柚主演で実写映画化。海辺の小さな街で暮らす中学生の小梅。彼女は憧れの三崎先輩に振られたショックから、かつて自分のことを好きだと言ってくれた内向的な同級生・磯辺と関係を持ってしまう。初めは興味本位だったが、何度も身体を重ねるうち、磯辺を恋愛対象とは見ていなかった小梅は徐々に磯辺への思いを募らせていく。その一方、小梅が好きだったはずの磯辺は小梅との関係を断ち切ろうとする。2人の気持ちがすれ違う中、磯辺は過去にイジメを苦に自殺した兄への贖罪から、ある行動に出る。小梅役を石川、磯部役を青木がそれぞれ演じる。監督は「富美子の足」「リュウグウノツカイ」のウエダアツシ。
ネット上の声
- 欲に囚われ、過去に囚われ、今を失くす青春
- 青臭いがハードな性描写がリアル!
- それでも、大人になるとゆうこと
- 15歳未満ならこんなもんだ。
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督ウエダアツシ
- 主演石川瑠華
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「転がるビー玉」「異物 完全版」「渇いた鉢」などさまざまなジャンルの映画を発表し続ける宇賀那健一監督が、「サヨナラまでの30分」「藍に響け」などで注目された久保田紗友を主演に迎えて描いた、サスペンスホラー&ラブロマンス作品。
真下わかばは小学生のころ、いじめられていたクラスメイトの小林幸喜を助ける。しかし、それ以降、彼女と関わりをもった人たちが次々と殺されていくようになる。犯人も目的もわからないまま時は過ぎるが、やがて犯人が判明したとき、わかばは本当の愛を知ることとなる。
主人公のわかば役を務める久保田に加え、友人役で「はだかのゆめ」などの青木柚、「女子高生に殺されたい」「なのに、千輝くんが甘すぎる。」の莉子が出演。そのほか、吹越満、麿赤兒、前田敦子、高橋ひとみら実力派の俳優たちも多数出演。
ネット上の声
- タイトルだけならラヴストーリー!?実際には『13日の金曜日』日本版の様なスプラッター映画ですが、兎に角笑える!
- サスペンスホラー&ラブロマンス…コメディ!
- Love Will Keep Us Together
- ★時間が次々に移り変わる構成はとても見やすく、映画『サプライズ』を連想させる“殺
ホラー
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督宇賀那健一
- 主演久保田紗友
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映画監督の育成支援を目的とした文化庁委託事業「ndjc(New Directions in Japanese Cinema):若手映画作家育成プロジェクト」の2020年度に製作された短編3作品のうちの1作。2009年、冬。自宅から自分の学力で通える最大限に遠い都内の学校に通っている高校2年生の清水あき子。常に睡眠不足の彼女は家では眠ることができず、昔一緒に住んでいた祖母の家に行き、眠りにつく。そんな寝不足の毎日を過ごすあき子は、通学の電車内である人物と出会うが……。監督は、日本映画大学在学中からピンク映画や低予算映画の現場で助監督として働き、卒業後も映画やドラマ、CM、MVなどさまざまな監督のもとで助監督を務めている木村緩菜。
ネット上の声
- 幸せになってほしい
- まだまだ子供
- 悶々とした思春期を送る女子高生が通学電車でいつも将棋を指している大人しそうな男の
- 清水あき子は自宅からは遠い高校に通っているが ある日電車内で 将棋をする吉田に興
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間30分
- 監督木村緩菜
- 主演小野花梨
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テレビCMなどを手がける傍ら、短編作品などを通じて国内外の映画祭で注目を集める古川原壮志監督の長編デビュー作。
頼れる親のいない環境で育った文直と妹のなぎさ。そんな環境から広い世界を求めるかのように、文直はなぎさを残して故郷を後にする。それから3年後、偶然訪れた心霊スポットで、文直はなぎさの幽霊に出会う。そのトンネルで、なぎさは事故死していた。文直はこの世からはいなくなってしまったなぎさを探し、トンネルの暗闇の中をさまよい始める。
文直役を「はだかのゆめ」「うみべの女の子」など主演作が続く⻘木柚、なぎさ役を本作が映画初出演となった山崎七海がそれぞれ演じ、三浦誠己、宇野祥平らが脇を固める。
ネット上の声
- 内的な喪の旅を必要最低限しかない台詞と何も映らない暗黒と赤い灯で表現しきっていて
- 高崎映画祭の冊子にあった、あらすじを読んでファンタジーなのかな?と思ってたけど、
- とんねるモノ、今年は"雑魚どもよ、大志を抱け!"に続いてかな
- 伝えすぎず、観客に任せすぎずのバランスが秀逸
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督古川原壮志
- 主演青木柚
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タイムループに陥った男子高校生が数えきれないほどの時間を繰り返す中で、切ない思いと人間の本性が浮かびあがってくる青春SF映画。
夏休み中の高校。文化祭実行委員の沖芝樹と加藤恵那は、誰もいない教室で出し物についての打ちあわせを始める。やがて樹の目の前が突然真っ暗になり、打ちあわせを始めた13時に戻っていた。この状況に気づいているのは樹だけで、どうにかその状況から抜け出そうと手を尽くすが上手くいかない。数えきれないほど同じ時間を繰り返すうちに樹の精神は混乱を極め、事態は思わぬ方向へと転がっていく。主人公・樹を「うみべの女の子」の青木柚、恵那を「ぬけろ、メビウス!!」の坂ノ上茜が演じた。
監督・脚本は、短編作品「GUNKANJIMA Traveler in Time」が国内外の映画祭で注目された中村貴一朗。東映ビデオが2021年6月に立ち上げた才能発掘プロジェクト「TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY」の第1回作品。
ネット上の声
- なんとなく、年齢不詳の「ぼったくり風俗」にひっかかったような敗北感……(笑)
- 予告やポスターに騙されるな!私は好きだけど、、、
- SFやタイムリープもので
- 主人公にとっての神回
青春
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督中村貴一朗
- 主演青木柚
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東日本大震災後の若者たちをとりまく「死」の物語を描き、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019で国内コンペティション優秀作品賞を受賞したヒューマンドラマ。東日本大震災から8年、新興宗教団体「汐の会」で東日本大震災を予知した少女・翠は、陸上部に所属する女子大生として学生生活を送っていた。そんな彼女の大学周辺では3つの不可解な事件が起こっていた。神崎ソラという学生の孤独な死。311匹が殺されるまで終わらないとされる猫殺し。若者たちを戦争へと駆り立てる団体「しんわ」の暗躍。平凡な毎日を拒絶し、境界線の向こう側への憧れを強く抱いている女子大生の塔子は同じ学部に通う沖田が猫殺しの犯人ではないかとの疑いをかける。やがて塔子は、沖田がキャンパス内で亡くなった神崎ソラと接触を持っていた唯一の人物であった事実を知ってしまう。監督は篠崎誠作品や黒沢清作品にスタッフとして参加し、本作が長編初監督作となる壷井濯。
ネット上の声
- 子供の頃、東日本大震災を夢で予知した少女・翆
- 犠牲の意味がわかんない
- 演技力が足らない
- 普通って何だ?
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間77分
- 監督壷井濯
- 主演青木柚
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2020年に新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって日本でも緊急事態宣言が発出されたことを受け、5組の映画監督が、コロナ禍によってもたらされた社会の変化や意味、緊急事態の記憶を、それぞれ映画というかたちに刻んだオムニバス作品。「湯を沸かすほどの熱い愛」の中野量太監督による「デリバリー2020」、「新宿スワン」「ヒミズ」の園子温監督による「孤独な19時」、ムロツヨシ、真鍋大度、上田誠による映像制作ユニット「非同期テック部」が手がけた「DEEPMURO」、「時効警察」の三木聡監督による「ボトルメール」、「宮本から君へ」「ディストラクション・ベイビーズ」の真利子哲也監督による「MAYDAY」の5編で構成。各作品には、渡辺真起子、岸井ゆきの、斎藤工、ムロツヨシ、柴咲コウ、夏帆、ふせえり、麻生久美子、岩瀬亮、内田慈など豪華キャストが出演。2020年8月28日からAmazon Prime Videoで配信。
ネット上の声
- 極度に制限された状況下だからこそ、作家性や持ち味がより際立って伝わる
- 1. これが一番”コロナ禍”のあの頃をリアルに思い出すような作品だった、
- 取り敢えず何とか作った感が否めなくて、刺さらなかったな、、、
- アマプラ独占配信の、またしてもコロナ物のオムニバス
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督中野量太
- 主演渡辺真起子
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ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督安達もじり
- 主演富田望生