クリスマス直前のニューヨーク、失業中で家を追い出される寸前の男が金と行方不明の親友を探してマンハッタンをさまよう姿を通して、ニューヨークの底辺の過酷な状況を浮き彫りにする人間ドラマ。監督・脚本・編集はイランで『水・風・砂』などを発表したアミール・ナデリで、苦節の末のアメリカ進出第一作。製作はラミン・ニアミ。ほぼ全編マンハッタンの街頭でロケされた圧倒的な密度の映像で、撮影を担当したのはジェームズ・カラナン。音楽は「ラスト・タンゴ・イン・パリ」のスコアで有名なジャズ・ミュージシシャン奏者のガトー・バルビエリ。主演は本作にオーディションで選ばれ、映画はこれが初出演のジョン・ウォッジャ。
ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国アメリカ
- 時間90分
- 監督アミール・ナデリ
- 主演ジョン・ウッジャ