2010年に劇場公開された熊切和嘉監督作「海炭市叙景」の原作者・佐藤泰志のドキュメンタリー。村上春樹、中上健次らと並び評されながら、文学賞にめぐまれず、1990年に41歳の若さで自ら命を絶った不遇の小説家・佐藤泰志。その生きざまを、再現ドラマも交えながら追い、小説を書くことに捧げた佐藤の人生を紐解いていく。加藤登紀子が再現ドラマパートで佐藤の母親役を演じ、仲代達矢がナレーションを担当。仲代が主催する「無名塾」の俳優たちもドラマパートに出演している。監督は「二重被爆」の稲塚秀孝。
ネット上の声
- 人生の頂点
- 芥川賞選考委員の選考会の模様を、再現VTRでここまでやるかという程にドラマに仕立
- 人の生きる姿を書き続けた作家佐藤泰志を追うドキュメンタリー
- ショボい再現ドラマによる芥川賞の選考シーン
ドキュメンタリー
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督稲塚秀孝
- 主演佐藤泰志