不思議なメガネを手にした俳優・富田望生のアートをめぐる冒険を描いたロードムービー。
俳優の富田望生はふと訪れた喫茶店で、セロハンテープでつくられた奇妙なメガネをかけた店主と出会う。店主に促されてそのメガネをかけてみると、日常の景色がアートだらけの世界に変わって見える。望生はメガネに導かれるように、独創的な作品をつくるアーティストたちと出会う。落ち葉を折って動物をつくり出す青年、カラフルな鳥の絵を描き続ける青髪の女性、毎日コンビニで自分の顔をコピーする男性など、個性豊かな彼らの唯一無二の表現と生き様に刺激を受け、望生は自分の表現を模索し始める。
富田望生が本人役で出演し、写真家の齋藤陽道が喫茶店の店主を演じた。アコースティックオーケストラ「パスカルズ」が音楽を担当するほか劇中にも登場し、アートの旅をカラフルに彩る。監督・脚本は、フリーのディレクターとして数々のドキュメンタリー番組を制作してきた伊勢朋矢。
ドキュメンタリー
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督伊勢朋矢
- 主演富田望生