第2回「未完成映画予告編大賞 MI-CAN」で平川雄一朗賞とMI-CAN男優賞を受賞した作品を長編映画化。広告映像やドキュメンタリー、ミュージックビデオなどさまざまな映像作品を手がける井手内創と、「佐々木、イン、マイマイン」の内山拓也が共同監督。主演の清水尋也をはじめ、門下秀太郎、田中偉登ら若手俳優が顔をそろえた。幼いころに両親を亡くし、育ててくれた祖父も失ってしまった波は、祖父のある言葉だけを胸にしまい、周囲に心を閉ざして生きていたが、志村と長岡という2人の友人を得て、次第に彼らと心を通わせていく。高校最後の思い出に3人はヒッチハイクで旅をし、忘れがたい時を過ごすが、やがて波はこつ然と姿を消してしまう。そのことですべての歯車は大きく狂い、いつしか4年の月日が流れる。波は消えたままで、それぞれがもがき苦しんだ末に何かをつかむが……。2018年に「星降る町の映画祭 with CINEMA CARAVAN」でショートバージョンが上映され、その内容に共鳴した「クラムボン」の原田郁子が書き下ろしのエンディングテーマを提供した。
ネット上の声
- マカラーニャの森?
- こんなものを…
- 常にカメラを構え、どことなく二人の友人と一線を画している波(清水尋也)の掴みどこ
- そろそろ暑さも引いてきたので、涼やかで静かな映画を求めて鑑賞
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間50分
- 監督井手内創
- 主演清水尋也