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他人の不幸を見聞きした時に生まれる喜びやうれしさといった快い感情「シャーデンフロイデ」を題材に、不器用ながらも自分の人生を諦めきれない人々の日常をつづったヒューマンドラマ。
ヒトシの友人は数年前にバイクの事故で亡くなった。友人の妻・美緒はかつてヒトシの恋人だったが、交際中にその友人と深い関係になりヒトシに別れを告げたのだった。亡き友人へのやるせない感情と、今は隣にいない美緒の存在をどこか感じながら、ヒトシは自分の思いと向きあわないまま生きていた。そんなヒトシや美緒を取り巻く人々もそれぞれが何かに寄りかかり、誰かを見て安心し、誰かと思いあって生きていく。
「ワンダーウォール」の三村和敬がヒトシ、「i ai」の富田健太郎がヒトシの親友・圭太、「とおいらいめい」の田中美晴が美緒を演じ、川瀬陽太、今藤洋子らが脇を固める。俳優としても活動する白磯大知監督が、2022年公開の中編「中村屋酒店の兄弟」に続いて長編初メガホンをとった。第24回TAMA NEW WAVEにてグランプリとベスト男優賞(三村和敬)を受賞。
ネット上の声
- 気付いたところであんたはねぇ…。
- 美味しいもん食べよう!
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督白磯大知
- 主演三村和敬
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取り壊しが決定した京都大学の学生寮。その歴史と自由を守るため、未来への不安を抱える寮生たちが、不器用ながらも声を上げる青春群像劇。
京都大学に実在する日本最古の学生寮「近衛寮」。時代遅れの建物で、自由を謳歌する学生たちの楽園。しかし、大学側は老朽化を理由に、一方的に寮の取り壊しを決定。寮生たちに退去を命じる。当たり前だった日常が奪われる危機に、それまでバラバラだった寮生たちが「寮の存続」という一つの目的のために結集。対話、抗議、そして仲間との衝突。社会の大きな力に翻弄されながらも、自分たちの居場所を懸命に守ろうとする若者たちの、熱く切ない闘いの記録。
ネット上の声
- シン京大吉田寮物語みたいな‼️❓
- 68分なのに120分ぐらいの見応え
- 今の時代に観て欲しい一本
- プライバシーがほとんど確保されてない、個人の隔たりがほとんどないようなこういう寮
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間68分
- 監督前田悠希
- 主演須藤蓮
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高校最後の夏、僕らは橋の上で語り合う。未来への不安と、二度と戻らないこの瞬間を胸に。
舞台は、静岡ののどかな田舎町。高校3年生の柴田と友人たちは、卒業を間近に控え、漠然とした未来への不安を抱えながらも、代わり映えのしない毎日を過ごしていた。彼らの溜まり場は、いつも町の中心を流れる川にかかる橋の上。そこで交わされる、他愛のない会話、将来の夢、そして恋愛。やがて訪れる別れの時を前に、少年たちの心は揺れ動く。大人になることへの戸惑いと、失われていく時間への焦燥感。誰もが経験する青春のきらめきと痛みを、瑞々しい感性で切り取った青春群像劇。
ネット上の声
- お疲れっすに対して、毎回全然疲れてないからっという返しが、少しだけに変わったとき
- 三村くんやっぱりうまいなあ
- なんとなく死にたい主人公
- おふたり、良き
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督山本甲斐
- 主演三村和敬