ナチス政権下のベルリンで終戦まで生き延びた約1500人のユダヤ人の実話を、実際の生還者の証言を交えながら映画化。1943年6月19日、ナチスの宣伝相ゲッベルスは、首都ベルリンからユダヤ人を一掃したと宣言。しかし実際は約7000人のユダヤ人がベルリン各地に潜伏しており、そのうち約1500人が終戦まで生き延びた。運良く収容所行きを免れ、ドイツ人兵士に成りすましてベルリン市内の空室を転々としていたツィオマは、ユダヤ人を救うための身分証偽造を行う。戦争未亡人を装って映画館に出かけたルートは、ドイツ国防軍の将校にメイドとして雇われる。16歳の少年オイゲンは、ヒトラー青少年団の制服を着て身元を偽りながら、反ナチスのビラ作りに協力する。極限状態の中で彼らがどのようにして住居や食料を確保し、ゲシュタポや密告者の監視の目をすり抜けたのか、歴史の知られざる真実を描き出す。
ネット上の声
- 「当時すでに大人だった人たち」の最後の声
- 88点:無名のドイツ人支援者が陰の主役
- 相互に助け合ったという事実を知る。
- 映画というよりドキュメンタリー
ホロコーストが舞台、 ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国ドイツ
- 時間111分
- 監督クラウス・レーフレ
- 主演マックス・マウフ