「私は渦の底から」の野本梢が監督・脚本を手がけ、2020年・第14回田辺・弁慶映画祭コンペティション部門で弁慶グランプリと映画.com賞をダブル受賞した長編作品。地方局のアシスタントプロデューサーとして働く33歳の女性・景は、同棲中の頼りない彼氏ヨシに別れを切り出せないまま、妊活に励むフリをしていた。そんなある日、ヨシは自分が妊娠したことを景に告げるが、景は当然ながら信じない。仕事がトラブル続きで多忙を極める景は、ヨシを放置したまま友人の家で寝泊まりするうちに、次第に周囲との歯車が狂い始める。第14回田辺・弁慶映画祭の受賞作品を劇場公開する特集企画「田辺・弁慶映画祭セレクション2021」(2021年8月27日~9月16日、東京・テアトル新宿/2021年9月24日~9月30日、大阪・シネ・リーブル梅田)で上映され、同年10月に池袋シネマ・ロサほかで単独劇場公開。
ネット上の声
- 人に寄りかかることに有り難みを覚える、今の自分に刺さりすぎた1本
- 先週土日で、舞台挨拶があった本作
- リアルでした
- 鑑賞後パンフレットを読んで、本作が野本監督の実体験をもとにした脚本だと知って驚き
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督野本梢
- 主演藤原麻希