第二次大戦後のハンガリー。ホロコーストで家族を失った少女と医師、二人の魂が寄り添う再生の物語。
1948年、ソ連占領下のブダペスト。ホロコーストで両親を失った16歳の少女クララは、心に深い傷を負っていた。そんな彼女が出会ったのは、同じく妻子を失った中年医師のアルド。互いの孤独を埋めるように、二人は疑似親子のような関係を築き始める。しかし、スターリン体制下の厳しい監視社会が、彼らのささやかな平穏を脅かす。絶望の淵から、もう一度人を信じ、愛することの意味を問う、静かで力強い人間賛歌。
ネット上の声
- ホロコーストを生き残った2人が共同生活を通してただ、生きてるだけの生活から再生し
- 家族を奪われた絶望が2人の心を脆くうつろなものに
- さりげなくも秀逸なラストシーンが深い余韻を残す
- 君は何を今、見つめているの?
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国ハンガリー
- 時間88分
- 監督バルナバーシュ・トート
- 主演カーロイ・ハイデュク