「マインド・ゲーム」「四畳半神話大系」「ピンポン THE ANIMATION」など個性的な作品で知られ、「夜は短し恋せよ乙女」も手がけた湯浅政明監督の完全オリジナルによる劇場用長編アニメで、人間の少年と人魚の少女の出会いと別れを丁寧かつ繊細な描写でつづった。フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門に出品され、日本映画としては「平成狸合戦ぽんぽこ」以来22年ぶりとなる最高賞のクリスタル賞を受賞した。寂れた漁港・日無町で、父親や祖父と3人で暮らす男子中学生カイ。両親の離婚が原因で東京からこの町へ引っ越してきた彼は、両親に対し複雑な思いを抱えながらも口に出すことができず、鬱屈した日々を送っていた。そんなある日、クラスメイトの国男と遊歩に誘われて人魚島を訪れたカイは、人魚の少女ルーと出会う。カイは天真爛漫なルーと一緒に過ごすうちに、少しずつ自分の気持を言えるようになっていく。しかし日無町では、古来より人魚は災いをもたらす存在とされており……。人魚の少女ルーの声を人気子役の谷花音、主人公カイの声を「くちびるに歌を」の下田翔大がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 画が立体的なのに、物語が平面的なのは何故
- この映画が好き★君の“好き”が僕を変える
- 70年代っぽいキッチュでポップな画調世界観
- 第1級エンタメ ただしジブリ臭&健全過ぎる
アニメ
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間113分
- 監督湯浅政明
- 主演谷花音