2016年・第69回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞し、「4ヶ月、3週と2日」(パルムドール)、「汚れなき祈り」(脚本賞&女優賞)に続いて、3度目のカンヌ映画祭受賞を果たしたルーマニアの俊英クリスティアン・ムンジウの長編作。イギリス留学を控える娘エリザを持つ医師のロメオ。ある朝、登校途中に暴漢に襲われたエリザは、留学を決める最終試験にも影響を及ぼすほど大きく動揺してしまっている。そんな娘の試験合格のため、ある条件と引き換えに温情を与えてもらおうと、ロメオは、警察署長、副市長、試験監督など、ツテをたよりに奔走する。そんな父に娘は反発し、ロメオには検事官の捜査の手が迫ってきていた。
ネット上の声
- 『ヨーロッパ新世紀』が『熊は、いない』であれば前作のこちらは『君は行く先を知らな
- 主人公ロメオは娘を愛し、娘の為に一生懸命だが、浮気したり、自分の考えを押し付けた
- 野良犬とコネ蔓延は疲弊国家の象徴!
- ”ろうたけた”職人技の演出でした
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国ルーマニア,フランス,ベルギー
- 時間128分
- 監督クリスティアン・ムンジウ
- 主演アドリアン・ティティエニ