全4作品。ンゴー・タイン・バンが出演した映画ランキング

1969年から現代にタイムスリップした女性の成長を描いたベトナム映画。1969年のサイゴンで、9代続いた伝統あるアオザイ仕立て屋の娘ニュイ。ミス・サイゴンに選ばれるほどの美貌の持ち主でスタイルもファッションセンスも抜群の彼女は、家業であるアオザイを野暮ったいと嫌い、アオザイを仕立てる母親と対立していた。そんなニュイがなぜか21世紀にタイムスリップしてしまう。そこで出会ったのは48年後の落ちぶれた自分の姿だった。ニュイは自分の人生の変えるため、ベトナムのトップデザイナーのもとで働くことになるが……。製作総指揮をベロニカ・ンゴー名義で「スター・ウォーズ　最後のジェダイ」にも出演し、ベトナムではファッションリーダーとして人気を集めるンゴー・タイン・バンが務める。ベトナム映画祭2018や第13回大阪アジアン映画祭などでは「仕立て屋　サイゴンを生きる」のタイトルで上映された。

過去とも未来ともつかない、最終戦争後の荒涼とした世界。人々は「マスター」と呼ばれるエリート戦士たちに守られひっそりと暮らしていた。マスターたちはもともと、戦争が勃発した時に戦士として立ち上がった僧侶たちだったのだが、戦争終結後も聖職には戻らず、いつしか鉄の団結と血の掟で知られる皇帝軍として人々を支配するようになっていた。軍を裏切ったり、脱走した者に訪れるのは死のみ。そして、ダオはそうした脱走者を追い求め世界を放浪する処刑人として皆から恐れられていた。だがダオ自身、非情な戦いの繰り返しのなかで、いつしか皇帝軍への忠誠が揺らぎ始めていた。戦いに倦み疲れたどり着いた砂漠の村で、ダオはついに、皇帝軍が９年間探し続けている女戦士アンの姿を見つける。アンは脱走後、この村で善良なパン屋の主人ヒエンと結婚、一人息子ホンとともに、戦士の過去を隠し静かに暮らしていた。ダオの出現を知ったアンは、ヒエンとホンとの幸せな生活を捨てる覚悟をする。しかし、なぜかダオは、村にやってきたマスターたちにアンを引き渡さすことをせず、激しい戦いの末、瀕死の重傷を負いながらもマスターたちを倒してしまう。ことの成り行きを知り、無敵のロン将軍が単身ダオの前に姿を現す。そこで明かされるロン、ダオそしてアンの意外な過去。そして、マスターの頂点を極めた者たちの最後の戦いが切っておとされる！

意地悪な継母と義妹から辛い仕打ちを受ける美しい娘・タム。魔法使いに助けられ、王子の結婚相手を探すパーティーに出席した彼女は、王子に見初められ結婚することに。晴れて王女となったタムだったが、嫉妬に駆られた継母と義妹に殺されてしまう。