2013年、イスラエルのアカデミー賞と言われるオフィー賞で作品賞を受賞し、第86回米アカデミー外国語映画賞へイスラエル代表作品としてエントリーされたポリティカルアクション。イエス・キリスト生誕の地とされる、パレスチナ自治区のベツレヘムを舞台に、イスラエルの諜報機関とイスラム原理主義組織の戦いを描いた。イスラエル諜報機関のエージェント、ラジは、パレスチナ人の少年サンフールを情報屋として使っていた。サンフールの兄は指名手配されている過激派組織の幹部イブラヒムで、ラジは長い時間をかけてサンフールとの信頼関係を築いてきたが、ある日、サンフールを犠牲にしてでもイブラヒムを暗殺せよとの命令が下される。一方のサンフールは、ラジに協力しつつも兄への忠誠も誓い、過激派組織の中でも重要な役割を担うようになっていた。
ネット上の声
- イスラエル目線である、まずはそこから。、
- 恩と恨みを併せ持った末の、哀しき決断。
- パレスチナ問題をリアルに描いた作品
- ハリウッドでは作れない本物の重み
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国イスラエル,ドイツ,ベルギー
- 時間99分
- 監督ユヴァル・アドラー
- 主演シャディ・マーリ