スウェーデンの奇才ロイ・アンダーソン監督が「散歩する惑星」「愛おしき隣人」に続く「リビング・トリロジー」3部作の最終章として4年の歳月をかけて完成させ、2014年・第71回ベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞した不条理コメディ。面白グッズを売り歩く冴えないセールスマンのサムとヨナタンは、行く先々で様々な人生を目撃する。ワインを開けようとした男が心臓発作を起こして絶命するが、妻はそれに気がつかない。また、臨終寸前の老女は宝石が詰まったバッグを天国に持って行こうとして手放さない。一方、18世紀のスウェーデン国王率いる騎馬隊が、現代のバーに現われる。ブラックでシュールなエピソードの数々が、細部まで緻密に計算され尽くした絵画のような39シーンで語られる。日本では、14年・第27回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門で上映されている(映画祭上映時のタイトルは「実存を省みる枝の上の鳩」)。
ネット上の声
- こんなのに4年!?笑えないコントじゃん
- ごんべさんの赤ちゃんが風邪引いた♪
- 時間をドブに捨てたい人にオススメ
- 私も、松本人志だと思いましたが
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国スウェーデン,ノルウェー,フランス,ドイツ
- 時間100分
- 監督ロイ・アンダーソン
- 主演ニルス・ヴェストブロム