日本で育ったミャンマー人兄弟。母の強制送還で揺らぐ家族の絆と、自らの居場所を問う魂の彷徨。
舞台は現代日本。日本で生まれ育ち、ミャンマー語を話せない兄弟、カインとテッ。彼らの日常は、ある日突然終わりを告げる。難民申請が不認定となった母が、入国管理局に収容され、ミャンマーへ強制送還されてしまうのだ。父は家族が再び一緒に暮らすため、兄弟を連れて母の待つ故郷へ向かう決断。しかし、言葉も文化も違うミャンマーでの生活は、兄弟にとって苦難の連続。自らのアイデンティティが揺らぐ中、彼らが本当に帰るべき場所とはどこなのか。家族の愛と絆を問いかける、感動の物語。
ネット上の声
- ドキュメンタリーかと思うくらいリアル。子供たちの演技が自然すぎて、感情がダイレクトに伝わってきました。多くの人に観てほしい傑作です。
- 日本にいる難民の話って全然知らなかった。色々考えさせられた。
- 子役の演技に涙腺崩壊。
- テーマはすごく良いと思うけど、映画としては少し物足りない部分もあったかな。
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国日本,ミャンマー
- 時間98分
- 監督藤元明緒
- 主演カウン・ミャッ・トゥ