「パラダイス・ナウ」のハニ・アブ・アサド監督が、緊張下にあるパレスチナの今を生き抜く若者たちの現実を、サスペンスフルに描く。第66回カンヌ映画祭ある視点部門審査員賞を受賞し、第86回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた。長きに渡る占領状態により、自由のない日々を送っているパレスチナの若者たち。パン職人のオマールは、監視塔からの銃弾を避けながら、分離壁の向こう側に住む恋人のもとへと通っていた。そんな日常を変えるため、オマールは仲間ともに立ち上がるが、イスラエル兵殺害容疑で捕えられ、秘密警察より拷問を受けることとなる。そこでオマールは、囚人として一生を終えるか、仲間を裏切りスパイになるかという究極ともいえる選択を迫られる。100%パレスチナの資本によって製作され、スタッフは全てパレスチナ人、撮影も全てパレスチナで行われた。
ネット上の声
- 『パラダイス・ナウ』の監督による、同じくイスラエルとパレスチナを舞台とする作品
- 囚われるということ
- ゼミの授業でみた、パレスチナの人たちの話で、あぁって心が痛くなったけどそれ以上に
- 若者たちの恋と友情の物語で、それが敵対するイスラエル人とパレスチナ人という特殊な
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国パレスチナ
- 時間97分
- 監督ハニ・アブ・アサド
- 主演アダム・バクリ