全2作品。エリザベス・ドゥショングが出演した映画ランキング

ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場（MET）の最新オペラ公演を映像化し映画館で上映する「METライブビューイング」2023～24シーズンの第9作。健気な日本人女性の愛の悲劇を繊細かつ劇的な音楽でつづったプッチーニの名作オペラ「蝶々夫人」（2024年5月11日上演）を収録。 19世紀末。長崎に駐屯しているアメリカ海軍士官ピンカートンは、斡旋屋ゴローに紹介された芸者の蝶々さんと結婚する。その結婚は蝶々さんを現地妻にするための一時的な契約だったが、蝶々さんはそのことに薄々気づきながらも彼を本気で愛してしまう。やがてピンカートンは蝶々さんを残してアメリカへ帰国。3年後、ピンカートンの子どもを産んだ蝶々さんは、彼の帰りを待ち続けていたが……。

古代バビロンを舞台に繰り広げられる、ロッシーニの傑作ベルカント・オペラ。過去の罪に苛まれる女王と、運命に翻弄される若き司令官の悲劇。

舞台は古代バビロニア。夫である王を暗殺し、王位に就いた女王セミラミーデ。共犯者であるアッスール王子との過去を隠し、後継者を選ぶ儀式に臨む。彼女が心を寄せるのは、若き司令官アルサーチェ。しかし、彼こそが、かつて自分が捨てた実の息子であるとは知る由もなかった。アルサーチェが王に指名されたその時、亡き王の亡霊が出現。殺害の真実を告げ、復讐を命じる。愛と野望、そして宿命が渦巻く壮大な悲劇。ロッシーニが紡ぐ絢爛豪華な音楽と共に、圧巻のドラマが展開する。