1999年、第二次チェチェン紛争。戦争の渦中で引き裂かれた家族と、彼らに関わる人々の運命を描くヒューマンドラマ。
1999年、第二次チェチェン紛争下の村。ロシア軍の攻撃で両親を殺害された9歳の少年ハジ。彼は赤ん坊の弟を抱き、難民の列に紛れ込むも弟と生き別れに。一方、姉のライサは二人を探し絶望的な旅を続ける。心を閉ざしたハジは、欧州連合の職員キャロルに保護されるが、その声は届かない。そして、戦場にはごく普通の若者だったロシア兵コーリャの姿も。戦争という極限状況で交錯する4人の視点から、失われた日常と希望の探求を映し出す衝撃作。
ネット上の声
- 戦争の全てを正当化できる正義は存在しない
- 壊れた殺戮者の作り方 (日本は大丈夫?)
- ドキュメンタリーで始まりシネマで終わる
- 空虚な安保議論を冷笑する戦争の現実
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国フランス,ジョージア
- 時間135分
- 監督ミシェル・アザナヴィシウス
- 主演ベレニス・ベジョ