「私立探偵 濱マイク」シリーズで知られる林海象のプロデュースの下、20代の大学生たちが中心となり、第10回日本シナリオ大賞で佳作を受賞した脚本を映画化した人間ドラマ。京都・西陣を舞台に、事故で身体の自由を失った男と、そんな男の前に現れた目の不自由な女の2人きりの奇妙な介護生活を通して、真実の愛とは何かを描く。主演は「私立探偵 濱マイク」などで林海象と縁の深い永瀬正敏と、女優の土居志央梨が務めた。バイク事故による頸椎損傷のために36歳で首から下の自由を失った俊作のもとに、目の不自由な女性・華恵がヘルパーとしてやってくる。心を閉ざし悪態をつく俊作に、いら立ちを募らせる華恵だったが、目の見えない彼女もまた、人には言えない大きな喪失感を抱えていた。
ネット上の声
- 【”触感と嗅覚と聴覚”で生きる女と、”視覚”で人の本質を見抜き生きる男との凄みを帯びた恋物語。従来の障碍者の方を描いた作品とは一線を画する作品でもある。】
- 二人ノ世界。二人の世界。
- 永瀬さんの演技は勿論良かったんだけど、もう一人の主役の土居志央梨さんが本当に盲目
- 不公平だよなぁ、当事者じゃないとわからない不平等さや不便さは山ほどあって、良くも
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督藤本啓太
- 主演永瀬正敏