科学的社会主義を構築したカール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスの若き日の活躍を描いた人間ドラマ。1840年代のヨーロッパ。産業革命が社会構造のひずみから経済格差を生み出していた。貧困の嵐が吹き荒れ、不当な労働条件がはびこる社会にいらだちを覚えていた26歳のカール・マルクスは独自の経済論を展開するが、その過激な言動により妻とともにドイツ政府から国を追われる。フランスへとたどりついたマルクスは、パリでフリードリヒ・エンゲルスと出会う。それはのちに、これまでになかった新しい労働運動を牽引していく2人の運命的とも言える出会いだった。監督は「ルムンバの叫び」のラウル・ペック。
ネット上の声
- なぜ今、こんなつまらないマルクス映画?
- 強欲と怠惰に苛まれる、経済思想の原典
- 今なぜマルクス、エンゲルスなのか?
- もう少しひねりが欲しかった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国フランス,ドイツ,ベルギー
- 時間118分
- 監督ラウル・ペック
- 主演アウグスト・ディール