戦争の最前線、みかん畑の小さな家。敵同士の兵士が出会った時、憎しみは溶け始めるのか。
1992年、アブハジア紛争下のジョージア。エストニア人の老人イヴォは、故郷を離れずみかんの収穫を続ける。ある日、彼の家の前で戦闘が勃発。敵対する二人の兵士が重傷を負う。イヴォは彼らを自宅に運び込み、手当を施すことに。「俺の家では誰も殺させん」。一つの屋根の下で暮らすことになった敵同士。憎しみをぶつけ合う二人だったが、イヴォの人間味あふれるもてなしと、戦争の不条理を前に、彼らの心に変化が訪れる。
ネット上の声
- 静かだけど、ものすごく心に響く映画。みかん農家のおじいさんの家で、敵同士の兵士が…。戦争の虚しさと、それでも失われない人間性を描いてて、観てよかった。
- 戦争で幸せになる人なんていないって、本当にそう思った。
- ジョージアとアブハジアの紛争が背景。一つの家の中だけで展開するのに、緊張感がすごい。派手さはないけど、役者の演技と静かな演出が光る良作でした。
- これは名作。
戦争
- 製作年2013年
- 製作国エストニア,ジョージア
- 時間87分
- 監督ザザ・ウルシャゼ
- 主演レンビット・ウルフサク