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ポーランド映画で初のアカデミー外国語映画賞に輝いた「イーダ」のパベウ・パブリコフスキ監督が、冷戦下の1950年代、東側と西側の間で揺れ動き、時代に翻弄される恋人たちの姿を、美しいモノクロ映像と名歌で描き出したラブストーリー。2018年・第71回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した。ポーランドの音楽舞踏学校で出会ったピアニストのヴィクトルと歌手志望のズーラは愛し合うようになるが、ヴィクトルは政府に監視されるようになり、パリへと亡命する。夢をかなえて歌手になったズーラは、公演活動で訪れたパリやユーゴスラビアでヴィクトルと再会。パリで一緒に暮らすが、やがてポーランドに戻ることに。ヴィクトルは彼女の後を追ってポーランドも戻るのだが……。
ネット上の声
- 前作の「イーダ」がとても印象深かったポーランドの監督
- ズーラが求めた社会派とロマンスのバランス
- 激動の現代史を意にも介さぬ男女の愛
- 古びて色褪せた『ラ・ラ・ランド』
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国ポーランド,イギリス,フランス
- 時間88分
- 監督パヴェウ・パヴリコフスキ
- 主演ヨアンナ・クーリク
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「ポーランド映画祭2024」(24年11月22~28日/YEBISU GARDEN CINEMA)で上映。
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国ポーランド
- 時間110分
- 監督ヤン・コマサ
- 主演ヤクブ・ギェルシャウ
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共産主義体制のポーランドを出てヨーロッパ各国で映画を撮り続けてきた映画作家パベウ・パブリコフスキ監督が、初めて母国ポーランドで撮影した作品。第87回アカデミー賞では、ポーランド映画初となる外国語映画賞を受賞した。歴史の波に翻弄された戦後ポーランドを背景とした少女の成長物語を、モノクロ&スタンダードによるクラシックな映像美で叙情的に描いた。60年代初頭のポーランド。孤児として修道院で育った少女アンナは、初めて会ったおばから自分の本当の名前がイーダ・ベルシュタインであること、そしてユダヤ人であることを明かされる。両親はなぜ自分を捨てたのか、自身の出生の秘密を知るため、イーダはおばとともに旅に出る。日本では「ポーランド映画祭2013」で上映されて好評を博し、14年に単独ロードショー。
ネット上の声
- 余白の多いスタイリッシュな画作り…斬新な構図…どのショットも溜め息が出るほど静謐
- リリカルな映像美、問いかける生きる意味。
- 過去を振り返り、今を生きる意味を考える
- 静かな映像が人の存在感を際立たせている
社会派ドラマ
- 製作年2013年
- 製作国ポーランド
- 時間80分
- 監督パヴェウ・パヴリコフスキ
- 主演アガタ・クレシャ
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第2次世界大戦末期の悲劇的な事件によって傷ついた修道女たちを救うべく尽力した、実在の医師マドレーヌ・ポーリアックをモデルに、「ココ・アヴァン・シャネル」のアンヌ・フォンテーヌ監督が描いたヒューマンドラマ。1945年12月、ポーランド。赤十字で医療活動に従事するフランス人女性医師マチルドのもとに、ひとりの修道女が助けを求めに来る。彼女に連れられて修道院を訪れたマチルドは、ソ連兵の暴行によって妊娠した7人の修道女たちが、信仰と現実の間で苦しんでいる姿を目の当たりにする。マチルドは修道女たちを救うため激務の間を縫って修道院に通うようになり、孤立した修道女たちの唯一の希望となっていく。主演は「待つ女たち」のルー・ドゥ・ラージュ。共演に「ハミングバード」のアガタ・ブゼク、「イーダ」のアガタ・クレシャ、「EDEN エデン」のバンサン・マケーニュ。
ネット上の声
- 大国に翻弄された小国の弱者達 信仰改革
- 反露感情を煽る問題作。上映禁止にせよ
- 受け身の信仰から一歩踏み出す熱血映画
- エールフランス観客賞なんだって。
医師、 シスター、 実話
- 製作年2016年
- 製作国フランス,ポーランド
- 時間115分
- 監督アンヌ・フォンテーヌ
- 主演ルー・ドゥ・ラージュ
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2020年・第77回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品作品。日本では「EUフィルムデーズ2022」(22年5月28日~6月23日=国立映画アーカイブ/6月21日~7月18日=京都府京都文化博物館/8月23日~8月31日=広島市映像文化ライブラリー)で上映。
ネット上の声
- 高級住宅街と呼ぶにはあまりにも味気なく見分けがつかない戸建がずらりと並ぶ区画を、
- チェルノブイリからやってきてポーランドの要塞町でマッサーをするジェーニャがスーパ
- うお〜〜、一緒に沈んだ……音が不快ぎりぎりのラインで気持ちよい あと風景が夢の中
- 先日ポレポレ坐でのエクスペリメンタルでポーランドウッチ大学の卒制を10本近く観た
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国ポーランド,ドイツ
- 時間116分
- 監督マウゴジャータ・シュモフスカ
- 主演アレック・ウトゴフ
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共産主義だった過去と、ヨーロッパの一国である現在という複雑な状況と葛藤する社会では、勝ち組のエリートも、社会から脱落した若者も、皆ヨーロッパを覆う暗い雰囲気を感じています。しかし、避けようのない争いと、それに伴う混沌の恩恵を受ける者もいます。問題を起こし退学となった、法学生のトメク (マチェイ・ムシャウォフスキ) もそのうちのひとり。トメクは幼なじみのガビ (ヴァネッサ・アレクサンデル) の気を引き、先進的な思想を持つ彼女の家族に気に入られようと躍起になっていました。ガビに良いところを見せようと、有名ではあるものの非道徳的なPR企業で働き始めたトメク。ソーシャルメディア上で汚い政治ゲームを展開させることを任され、彼はその仕事に秀でていることに気が付きます。しかしその干渉には人間的な代償が。深く関われば関わるほど、トメクの人間性は失われていき、ゲームの終着点は次第に曖昧になっていくのでした。
ネット上の声
- 最近Netflixを活用してないなと思い、ザッピング&ザッピング&ザッピングして
- ロシアに近い国の作品だからか、トルストイやドストエフスキー作品のようなロシア文学
- 主人公のことをはじめは他人を道具や手駒みたいに操ろうとする、奇妙でサイコパスな人
- 不祥事で大学を除籍された青年が自分を評価しない人々や社会に恨みをぶつけていく
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国ポーランド
- 時間136分
- 監督ヤン・コマサ
- 主演マチェイ・ムシャウォフスキ