長年にわたり資生堂のCMを手がけ、「女性美の魔術師」とも呼ばれる映像作家・小島淳二の映画監督デビュー作。地方都市の郊外に暮らす34歳の良子。画家の夫、姑、小学生の息子との暮らしは周囲からは穏やかに見えたが、良子にとっては絶望の日々だった。画家としての創作意欲を失い、ヤクザまがいの男に自分の描いた贋作を売る夫からの執拗な暴力。追い討ちをかける止まることのない姑からの刺々しい嫌味。良子が心を通わせるのは弟の圭人と、息子の宏だけだった。そんなある日、良子はある事件によって夫を失ってしまう。
ネット上の声
- どうしょうもなく不幸になる映画ばかり観ている人にとっては、はい、そういうこともあ
- この島は、領収書がないの?っていう所が気になって気になって…骨壷、割れてたよね?
- 夫のDVを見かねた主人公の弟が、姉のために夫(義理の兄)の殺人を実行する
- 『あこがれの色彩』観賞後、監督のデビュー長編に興味が湧き、鑑賞
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督小島淳二
- 主演安東清子