インドネシアの海域ワカトビを舞台に、漁に出たまま帰らぬ父を待ち続ける少女の成長を描く。海釣りに出かけたまま行方不明となった父との再会を信じている12歳のパキス。父からもらった鏡は彼女の唯一の希望だった。鏡と水を使い、人やものを探す神聖なバジョの儀式で一向に鏡に現れることのない父親の像をパキスは待ち続ける。パキスの母タユンも夫の死を受けいれられずにいたが、漁村にやってきた青年トゥードと行方不明の夫への思いとの間で苦悩する。監督はインドネシアを代表する映画監督ガリン・ヌグロホの娘で、本作が長編初監督となるカミラ・アンディニ。ヌグロホは本作でプロデューサーを務めた。
ネット上の声
- インドネシアの、水上生活をしている村が舞台
- インドネシア映画、また初めての出会い
- 男の子の素直な瞳と歌声
- WWFのキャンペーン映画
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国インドネシア
- 時間100分
- 監督カミラ・アンディニ
- 主演アティクァ・ハシホラン